iPhoneの動作が【重い】一体何が起きているのか。
iPhoneを使用していると、動作がカクカクしたり操作と画面上の動きにラグがあるなど、いわゆる【重い】という症状が出ることがあると思います。
この【重い】状態のときにiPhoneでは何が起きているのか。
わかりやすく解説していきます。
RAMとROM
皆さんも一度は聞いたことがあると思いますが、スマホやパソコンのメモリで「RAM」と「ROM」というものがあります。
RAMは作業領域のことで、一度に行える作業量と考えてもらえればOKです。
それに対してROMは保存領域で、保存できるデータ量のことを表しています。
もっとわかりやすく説明すると、”机”を思い浮かべてみてください。
何か作業を行う時は、机の上に物を置いて作業しますが、机のサイズが大きければ大きいほど様々な作業を行えます。
RAMは机の大きさのことで、大きければ一度に様々なアプリを開いて操作することができるんです!
一方ROMは、”引き出し”です。
引き出しが多ければ多いほど、様々なものを詰め込むことができます。
ROMが多ければ多数のアプリや写真などのデータを保存することができるということです!
動作が重い時はどうなっているのか
では上記のRAM/ROMを理解したうえで、動作が重い時は何が起きているのか。
机の上に様々なものがいっぱい乗っていて、新たにものを置くスペースがないということは、スマホだと大量のアプリがバックグラウンドで開きっぱなしになっていて、新たに別のアプリを起動できなくなっている状態です。
よくアプリを開いてもすぐに落ちてしまうというご相談をいただきますが、その時はバックグラウンドで開いているアプリを全て閉じると改善することがあります。
また動作が遅い状態も、机の上に物が溢れていて目的の物がすぐに見つけられない状態ということです。
ひどい時はフリーズして固まったまま何も操作できなくなることもあるんです(*_*)
バックグラウンドで大量のアプリを開いたままにしている方は、できるだけ閉じるように心がけたほうがいいですね!
ROMがいっぱいになっても不具合が起きるんです
ROM(データストレージ容量)がいっぱいになっても、RAMとは違った不具合が起きることがあります。
引き出しに物がいっぱいで、追加して物を入れることができなくなっているので、新たにアプリをダウンロードしたりカメラアプリを起動しても撮影して保存できる空きがないので、そもそもカメラが起動しなくなることも…
最終的に引き出しの中でパンパンになった物が引っかかって引き出しが開かなくなることがあり、スマホの場合だとロゴマークから一切起動しない【リンゴループ】になってしまうんです。
その場合は初期化するしか方法がなく、大切なデータはすべて消えてしまいます。
なのでデータ整理はこまめに行って、必要なデータ以外は消すようにして空き容量を常に確保しておくのがいいと思います!
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