iPhoneの画面が焼かれた(T_T)こんな状態でも果たして修理できるのか…
新型コロナウイルスの影響で、人が多く集まり密集するようなところにはなかなか行けませんが、少人数でバーベキューなどができるくらい暑くなってきましたね!
バーベキューといえばまずは火起こし!
男性陣の腕の見せ所ですね(笑)
そんな火で直接画面が焼かれたiPhoneが本日はやってきました(@_@)
一体どういうことなのかわからないと思いますが、まずはその端末をご覧ください。
おそらく黒緑色に変色しているところが直接火に当たってしまった部分のようです。
ケースも付けられていたんですが、見事に溶けてしまっていました(*_*)
私自身これまで数えきれないほどのiPhoneを修理してきましたが、火が当たって画面が壊れてしまったケースは初めて出会いました。
一部表面のガラスも溶けて変形しており、タッチ操作できない部分もあります。
初めてのケースだったので少し心配でしたが、電源は入っているのでフロントパネル交換を行っていきます!
今回の場合端末に熱が加わっていたので、画面の破損はもちろんですが本体内部に影響が出ている可能性も十分考えられます。
パッと見ただけでは何も問題なさそうでも、カメラが起動しなかったりスピーカーから音が出ないなど様々なパーツに不具合が出る恐れがあり、本体基板が熱により破損すると最悪の場合電源が入らず2度と使えないことも…
火で直接加熱することなんてほとんどあり得ませんが、真夏の車内にスマホを長時間放置する行為も非常に危険です(*_*;
このように【高温注意】という表示が出ることもありますので、取り扱いには十分注意が必要です。
Appleの公式サイトでは、iPhoneの使用適正温度の記載もありますので、一度ご確認してみてください。
iPhoneの最適な温度の範囲について※Apple公式サイトより参照
では修理に戻ります。
iPhoneのフロントパネルには、イヤースピーカーパーツが取り付けられているので、慎重に取り外し新しいパネルへ移植していきます。
イヤースピーカーパーツには、近接センサーやFaceIDに関するセンサーもついているので、破損してしまうと様々な面に影響が出てしまいます(T_T)
とても繊細なパーツなので、高度な分解技術がなければ簡単に壊れてしまうんです。
ご自身で修理パーツをネットで購入し、自己修理を行う方がいらっしゃるみたいですが、分解方法を完全に熟知しておらず正常なパーツまで破損させてしまい、結局当店に来店されるというケースがこれまでに結構あります。
何もしない状態で来店していれば、画面交換のみで済んだものがほかのパーツまで交換が必要になり、無駄な出費が増えることも。
またネットで安く仕入れた修理パーツの中には質が悪く不具合が多発するものも出回っているようです。
当店で使用する修理パーツは、実際に生産工場を視察しこの目で品質を確かめた純正同等の高品質パーツしか使っていません!
万が一修理交換後、パーツに不具合が起きた場合は3か月間のパーツ保証がついているので、無償にて対応可能ですよ♪
火で加熱され画面がボロボロだったiPhoneXも、内部メンテナンス含め30分程度お時間いただければあっという間に、
きれいな画面に復活です!!!
細かく動作確認を行い、問題ないことも確認しデータもそのままなので、修理後からすぐに使用することができます(^^♪
今回のケースは本当に稀ですが、「こんな状態のiPhoneでも修理できるのかな」とお悩みの方は、お気軽に当店へご相談ください!